医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院(いりょうほうじんとよたかい かりやとよたそうごうびょういん)は、愛知県刈谷市住吉町5丁目15番地にある医療法人立の病院である。前身は、豊田自動織機が開設した豊田病院である。
概要
刈谷市・東浦町・大府市・高浜市・知立市の4市1町及び、安城市・豊田市の一部を診療圏としている。関連施設として刈谷豊田総合病院東分院、介護老人保健施設ハビリス一ツ木、高浜豊田病院をもつ。地元では「刈総」の名前で呼ばれることが多い。
災害拠点病院に指定されており、年に1回大規模災害訓練が行われている。
医療法人の運営は刈谷市・高浜市とトヨタグループ8社(豊田自動織機・愛知製鋼・ジェイテクト・トヨタ車体・豊田通商・デンソー・アイシン・トヨタ紡織)による。
1956年(昭和31年)6月25日、作曲家の宮城道雄が刈谷駅付近で夜行列車から転落し、当時の豊田病院に搬送された後の朝に亡くなった。
歴史
- 1962年(昭和37年)9月 - 刈谷市とトヨタグループ7社(現在は、高浜市と豊田通商を加えた2市8社)によって医療法人豊田会設立。
- 1963年(昭和38年)3月 - 古居病院を前身として刈谷豊田病院として開院(病床数200床)診療科10科目。
- 1966年(昭和41年)9月 - 総合病院承認。
- 1980年(昭和55年)4月 - 広域第二次救急病院指定。
- 1983年(昭和58年)1月 - 刈谷総合病院に改称 。
- 1985年(昭和60年) - 高浜分院の前身である高浜市立病院が高浜市稗田町に開院。
- 1990年(平成2年)1月 - 健診センター開設。
- 1993年(平成5年)4月 - 厚生省臨床研修病院指定 。
- 1996年(平成8年)4月 - 刈谷在宅介護支援センター開設。
- 1997年(平成9年)4月 - 刈谷総合病院附属東診療所開設。
- 1998年(平成10年)6月 - 日本医療機能評価機構認定(一般病院B第54号)。
- 1999年(平成11年)
- 1月 - 老人保健施設ハビリス一ツ木開設(100床)。
- 4月 - 一ツ木在宅介護支援センター開設。
- 2000年(平成12年)4月 - 刈谷総合病院附属東診療所廃止、刈谷総合病院東分院開設、介護老人保健施設ハビリス一ツ木に名称変更。
- 2001年(平成13年)4月 - 厚生省歯科医師臨床研修病院指定 。
- 2002年(平成14年)5月 - 刈谷総合病院東分院透析センター開設(50床)。
- 2006年(平成18年)4月 - 刈谷豊田総合病院に改称。
- 2007年(平成19年)3月 - 災害拠点病院(地域災害医療センター)に指定。
- 2009年(平成21年)4月 - 刈谷豊田総合病院高浜分院開設(104床)。
- 2010年(平成22年)6月 - 愛知県がん診療拠点病院に指定。
- 2011年(平成23年)
- 3月 - 愛知DMAT指定医療機関に指定 。
- 4月 - 救命救急センターに指定、災害拠点病院(地域中核災害医療センター)に指定。
- 2013年(平成25年)4月 - 第二種感染症指定医療機関に指定、高浜訪問看護ステーション開設。
- 2014年(平成26年)
- 1月 - ドクターカーの運行開始。
- 10月 - 新2棟を開棟。
施設
737床の病床を持ち、うちICU6床、CCU4床、夜間救急病床9床、回復期リハビリテーション42床になっている。
診療棟の1階には三菱UFJ銀行と三井住友銀行のATMが設置されている。
中央棟1階にはセブン-イレブンが、2階にはレストラン「フォーラス」が設置されている。
診療科
交通アクセス
- JR東海道本線・名鉄三河線 刈谷駅南口から徒歩で約15分。
- 刈谷市公共施設連絡バス・全線「刈谷豊田総合病院」下車。
- 東浦町運行バス・刈谷線「刈谷豊田総合病院」下車。
- 高浜市コミュニティバス(いきいき号)・刈谷市コース「刈谷豊田総合病院」下車。
脚注
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
外部リンク
- 刈谷豊田総合病院




