モンフォルテ・デ・レモス(Monforte de Lemos)は、スペイン・ガリシア州ルーゴ県のムニシピオ(基礎自治体)。近隣の自治体と構成するコマルカ・ダ・テーラ・デ・レモスの中心都市。またワインの原産地呼称リベイラ・サクラ地域の中心都市でもある。ルーゴ県では県都ルーゴについで人口が多い。1885年に市の称号を授与された 。ガリシア統計局によると、2012年の人口は19,604人(2010年:19,638人、2009年:19,546人、2008年:19,486人、2004年:19,445人)。住民呼称は、monfortino/-na。

ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は93.31%(2001年)。

地理

モンフォルテ・デ・レモスはルーゴ県の南部に位置し、コマルカ・ダ・テーラ・デ・レモスに属する。北はオ・サビニャーオとボベダ、東はア・ポブラ・ド・ブロジョン、リバス・デ・シルと、南はカストロ・カルデーラス(オウレンセ県)とソベールと、西はパントンの各自治体と隣接、自治体中心地区は市街地のモンフォルテ・デ・レモス地区。

モンフォルテ・デ・レモスはモンフォルテ・デ・レモス司法管轄区に属し、同管轄区の中心自治体である。

人口

歴史

名所・史跡

  • サン・ビセンテ・ド・ピノ修道院(Mosteiro de San Vicente do Pino) - レモス伯爵家の居城、現在は国営ホテルパラドールとして使用されている。
  • コレシオ・デ・ノサ・セニョーラ・ダ・アンティーガ(Colexio da nosa Señora da Antiga) - 16世紀末の建築
  • サン・シャシント修道院(Convento de San Xacinto)
  • クラリーサス修道院(Convento das Clarisas)
  • ポンテ・ベージャ(Ponte Vella、旧橋の意) - 16世紀建造の石橋 。ペドロ・フェルナンデス・デ・カストロ・イ・アンドラーデ未亡人にして、第7代レモス女伯爵カタリーナ・デ・ラ・セルダ・イ・サンドバルの命によって建造された。
  • ガリシア鉄道博物館(Museo do Ferrocarril de Galicia)

政治

自治体首長はガリシア民族主義ブロック(BNG)のセベリーノ・ロドリゲス・ディアス(Severino Rodríguez Díaz)、自治体評議員はガリシア民族主義ブロック:9、ガリシア国民党(PPdeG):4、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):4となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)。

教区

モンフォルテ・デ・レモスは27の教区に分けられる。太字は自治体中心地区のある教区。

脚注

外部リンク

  • モンフォルテ・デ・レモス公式サイト

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