2015年の映画(2015ねんのえいが)では、2015年(平成27年)の映画分野の出来事(動向)について記述する。

2014年の映画 - 2015年の映画 - 2016年の映画

出来事

世界

  • 1月11日 - 第72回ゴールデングローブ賞授賞式が行われ、ドラマ部門で『6才のボクが、大人になるまで。』が、ミュージカル・コメディ部門で『グランド・ブダペスト・ホテル』が作品賞を受賞した。
  • 1月25日 - 第21回全米映画俳優組合賞の結果が発表され、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』がキャスト賞を受賞した。
  • 2月5日 - 2月15日 - 第65回ベルリン国際映画祭が開催され、イランの『人生タクシー』が金熊賞を受賞した。
  • 2月8日 - 第68回英国アカデミー賞の結果が発表され、『6才のボクが、大人になるまで。』が作品賞を受賞した。
  • 2月21日 - 第35回ゴールデンラズベリー賞の結果が発表された。
  • 2月22日 - 第87回アカデミー賞の結果が発表され、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品賞を受賞した。
  • 5月13日 - 5月24日 - 第68回カンヌ国際映画祭が開催され、フランス映画の『ディーパンの闘い』がパルム・ドールを受賞した。
  • 6月19日 - 6月26日 - 第37回モスクワ国際映画祭が開催され、ブルガリア映画の『イヴァイロ・フリストフ』が最優秀作品賞を、日本映画の『きみはいい子』がNETPAC賞を受賞した。
  • 8月27日 - 9月7日 - 第39回モントリオール世界映画祭が開催された。
  • 9月2日 - 9月12日 - 第72回ヴェネツィア国際映画祭が開催され、ベネズエラ映画の『彼方から』が金獅子賞を受賞した。
  • 9月20日 - 第67回エミー賞の授賞式がロサンゼルスで行われ、『ゲーム・オブ・スローンズ』が作品賞、助演男優賞、監督賞を含む12冠に輝いた。

日本

  • 2月7日 - 第88回キネマ旬報ベスト・テンの授賞式が行われ、日本映画作品賞は『そこのみにて光輝く』、外国映画作品賞は『ジャージー・ボーイズ』がそれぞれ受賞した。
  • 2月10日 - 第69回毎日映画コンクールの表彰式が行われ、『私の男』が日本映画大賞を受賞した。
  • 2月12日 - 第57回ブルーリボン賞の授賞式が東京・イイノホールで行われ、作品賞は『超高速!参勤交代』が受賞した。
  • 2月19日 - 2月23日 - ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015が開催された。
  • 2月27日
    • 第38回日本アカデミー賞の結果が発表され、『永遠の0』が最優秀作品賞を受賞した。
    • TOHOシネマズ有楽座がニユートーキヨー数寄屋橋本店ビル再開発の為閉館。1957年5月5日開業のニュー東宝シネマから数え57年の歴史に幕。
  • 2月28日 - 映画『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督の最新作、『幕が上がる』が公開された。
  • 4月1日 - 2016年公開の『ゴジラ』の総監督、脚本に庵野秀明に決定。監督、特技監督は樋口真嗣が務める。
  • 4月17日 - 新宿コマ劇場・新宿東宝会館跡地にTOHOシネマズ新宿が入った新宿東宝ビルがオープン。
  • 9月12日 - 9月24日 - 第37回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)が開催された。
  • 9月23日 - 2016年夏公開の『ゴジラ』のタイトルが『シン・ゴジラ』に決定。主演は長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ。
  • 10月14日 - 女優の吉永小百合が第63回菊池寛賞を受賞。
  • 10月22日 - 10月31日 - 第28回東京国際映画祭(TIFF)が開催され、『ニーゼ』が東京サクラグランプリを受賞した。

周年

  • 創業120周年
    • 松竹 - 「松竹120年祭」(2015年10月 - 11月、東京劇場)で特集上映が行われた。

日本の映画興行

  • 入場者数 1億6663万人
  • 興行収入 2171億1900万円
  • 平均入場料金 1303円 - IMAXや4Dのおかげで平均入場料金が初の1300円台になる。
出典:「各社2015年の動向を見る」『キネマ旬報』2016年(平成28年)3月下旬号、キネマ旬報社、2016年、70 - 75頁。 

各国ランキング

日本興行収入ランキング

出典:2015年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング

出典:“2015 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年3月31日閲覧。

北米興行収入ランキング

出典:“2015 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年3月31日閲覧。

日本公開作品

受賞

  • 第88回アカデミー賞
    • 作品賞 - 『スポットライト 世紀のスクープ』
    • 監督賞 - アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ - 『レヴェナント: 蘇えりし者』
    • 主演男優賞 - レオナルド・ディカプリオ - 『レヴェナント: 蘇えりし者』
    • 主演女優賞 - ブリー・ラーソン - 『ルーム』
    • 助演男優賞 - マーク・ライランス - 『ブリッジ・オブ・スパイ』
    • 助演女優賞 - アリシア・ヴィキャンデル - 『リリーのすべて』
  • 第73回ゴールデングローブ賞
    • 作品賞 (ドラマ部門) - 『レヴェナント: 蘇えりし者』
    • 主演女優賞 (ドラマ部門) - ブリー・ラーソン - 『ルーム』
    • 主演男優賞 (ドラマ部門) - レオナルド・ディカプリオ - 『レヴェナント: 蘇えりし者』
    • 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) - 『オデッセイ』
    • 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ジェニファー・ローレンス - 『ジョイ』
    • 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - マット・デイモン - 『オデッセイ』
    • 外国語映画賞 - 『サウルの息子』 ハンガリー
    • 監督賞 - アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ - 『レヴェナント: 蘇えりし者』
  • 第81回ニューヨーク映画批評家協会賞
    • 作品賞: 『キャロル』
  • 第72回ヴェネツィア国際映画祭
  • 第68回カンヌ国際映画祭
    • パルム・ドール - 『ディーパンの闘い』(ジャック・オーディアール監督)
    • グランプリ - 『サウルの息子』(ネメシュ・ラースロー監督)
    • 監督賞 - 『黒衣の刺客』(ホウ・シャオシェン監督)
    • 脚本賞 - 『或る終焉』(ミシェル・フランコ監督)
    • 女優賞 - ルーニー・マーラ(『キャロル』)、エマニュエル・ベルコ(『Mon roi』)
    • 男優賞 - ヴァンサン・ランドン(『ティエリー・トグルドーの憂鬱』)
    • 審査員賞 - 『ロブスター』(ヨルゴス・ランティモス監督)
  • 第65回ベルリン国際映画祭
    • 金熊賞: 『人生タクシー』(ジャファール・パナヒ)
    • 銀熊賞(審査員グランプリ):『ザ・クラブ』(パブロ・ラライン)
    • 銀熊賞(監督賞):ラドゥ・ジュデ (『Aferim!』)、マウゴジャタ・シュモフスカ(『君はひとりじゃない』)
    • 銀熊賞(男優賞):トム・コートネイ (『さざなみ』)
    • 銀熊賞(女優賞):シャーロット・ランプリング (『さざなみ』)
  • 第39回日本アカデミー賞
    • 最優秀作品賞 - 『海街diary』
    • 最優秀監督賞 - 是枝裕和(『海街diary』)
    • 最優秀主演男優賞 - 二宮和也(『母と暮せば』)
    • 最優秀主演女優賞 - 安藤サクラ(『百円の恋』)
  • 第58回ブルーリボン賞
    • 作品賞 - 『日本のいちばん長い日』
    • 主演男優賞 - 大泉洋(『駆込み女と駆出し男』)
    • 主演女優賞 - 有村架純(『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』)
    • 監督賞 - 橋口亮輔(『恋人たち』)
  • 第89回キネマ旬報ベスト・テン
    • 外国映画第1位 - 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
    • 日本映画第1位 - 『恋人たち』
  • 第70回毎日映画コンクール
    • 日本映画大賞 - 『恋人たち』

死去

脚注

出典


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