錦渓鎮(きんけい-ちん)は、中華人民共和国江蘇省崑山市に位置する鎮。崑山市の西南部25kmに位置する。江南の歴史文化が残る町並みを活かし「中国民間博物館の郷」として観光開発を推進している。五保湖の一角に運河が形成されており、明・清代に建築された36の石橋が保存されていて、その風情を小舟でも遊覧できる。同じ湖国の風景を共有するため、2020年から滋賀県高島市今津町と友好交流の町として提携している。

1162年(紹興32年)、南宋の孝宗の愛妃陳妃がこの地で病死し、妃が愛した五保湖で水葬され、湖に陳妃水塚が造られたことに因んで「陳墓」と呼ばれていた。また、菩提のため孝宗は蓮池禅院を建立した。以来800年間陳墓と呼ばれたが、1993年美しい水郷を保存しようと旧名に復した。

観光スポット

  • 五保湖(陳妃水塚が湖の小さな島にある)
  • 古蓮池(蓮池禅院、文昌閣)
  • 中国古磚瓦博物館

交通

崑山駅より107系統周荘行き路線バスで錦渓バス停下車、所要40分。上海虹橋駅より直通観光バスで錦渓バスターミナルまで、所要1時間。

外部リンク

  • 錦渓鎮政府
  • 錦渓鎮政府観光案内

水郷の古鎮錦渓:呉越紀行その二

「錦渓古鎮」を散策しました。 上海ナビ

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鹿児島県錦江町観光協会 (鹿児島県肝属郡錦江町)