プテラノドン科(学名:familia Pteranodontidae)は、中生代白亜紀後期に北アメリカを中心とする海洋を生息域とした、大型の翼竜の一群(科)。 翼指竜亜目- オルニトケイルス上科(Ornithocheiroidea)に分類され、プテラノドン属を模式属とする。
この科に属する種の多くは後頭部から突出した特徴的な鶏冠(とさか)を有する。 ひときわ特殊化した鶏冠の持ち主であるニクトサウルスは、独自のニクトサウルス科を設ける説と、本科に分類する説とがある。
分類
上位分類、および、下位分類を表す。全て絶滅種である。
- †オルニトケイルス上科 Ornithocheiroidea
- イスティオダクティルス科
- オルニトケイルス科 Ornithocheiridae
- プテラノドン科 Pteranodontidae
- プテラノドン属 Pteranodon Marsh, 1876 (模式属)
- オルニトストマ属 Ornithostoma Seeley, 1871
- 以下は本科に属するとの説があるもの。
- ? ボゴルボヴィア Bogolubovia Nessov et Yarkov, 1989
- ? ニクトサウルス Nyctosaurus Marsh, 1876
- ? ムズキゾプテリクス Muzquizopteryx Frey et al., 2006
脚注




